ニキビの治療

ニキビ治療は3ヶ月。
日本皮膚科学会による「尋常性?瘡治療ガイドライン」2016年改訂版では、ニキビ急性炎症期の治療として内服抗菌薬とアダパレン(レチノイド様の作用がある)の併用も推奨しています。治療期間は原則3カ月以内。

すぐ治したいのですが、薬を使ったとしても時間がかかるものなんですね。

さらに海外では6ヶ月との見解もあります。
英国のニキビ治療ガイドラインでは「経口テトラサイクリンと局所レチノイドの併用治療を最長6カ月」が推奨。

日本の場合も英国の場合も最大期限が書かれているのでむしろ3ヶ月以内で治る。6ヶ月以内で治るという意味に近いのでしょう。
それ以上の治療は続けない。治らない場合は治療法が間違っているか、それ以上の薬の処方は副作用等の悪影響の方が大きくなるということでしょうか。

日本でニキビに悩む場合は、3ヶ月以上同じ治療法は続けないのがいいのかな。改善が見込めなれければ違う方法を試し方が良さそうです。

大人ニキビ

ひどいニキビに悩まされてるのは思春期だけではありません。大人になってもニキビがおさまらない。そんな時に思春期と同じケアを続けているのはかえって悪化の原因になっていますよ。

大人ニキビ 原因

ホルモンバランスの崩れからくる皮脂の過剰分泌が原因の思春期ニキビに比べ、大人に出来るニキビはむしろ真逆の乾燥が原因。皮脂分泌量はさほど多く無くても毛穴が詰まれば皮脂はどんどん溜まっていきます。コレが大人ニキビの原因です。乾燥からくるニキビは古く脆くなった角質がキレイに剥がれずに毛穴をつまらせることから始まります。

肌の乾燥は、生理前や睡眠不足、ストレス、年齢からくるターンオーバーの乱れといったものや、洗顔による皮脂の落としすぎや体質・肌質に合わない化粧品、季節やエアコンによる環境などから引き起こされます。

まずは生活習慣の見直しと肌と化粧品の相性チェックから。そして保湿を重視したケア商品選びをはじめてみてはいかがでしょうか。

大人ニキビ 薬 市販

おとなニキビに限らず、ニキビ用の市販薬がいくつかあります。にきびは基本は予防ですが、出来てしまったニキビをとにかく早く治したいってときは市販薬を試してみるといいでしょう。ただし、効果の高いものほど刺激も強いので、くれぐれも容量・用法はまもって新たな肌トラブルを抱えないようにしてくださいね。

ニキビケア商品として 今、一番話題になっているのが「ラミューテ」お試し品は特になく、はじめるにはハードルが高いのですが、180日間の全額返金保障があるので「効果がなければ返品すればいい」と思えば小さなお試し品で試すより、じっくり選べてよいのかもしれませんね。

ニキビの治し方

ニキビの治し方の考え方は2通り。
1.出来てしまったニキビを早く治す。
2.繰り返しニキビが出来るのを治す。

まずは出来てしまったニキビから。にきびの段階にもよりますが、白ニキビであれば詰まりを押し出して取り除くのが一番。「潰す」とは違いますよ。市販のコメドプッシャーを使って詰った芯を押しだします。コレはクリニックでも行われる方法ですから安心して実践できますね。

しかし、実際には慣れるまでは難しかったりします。当てる角度や力かげんは、何度か試してみないとつかめません。無理にコメドプッシャーを押し当てると肌を傷つけてしますので、何度か試して詰まりを取り出せないものは素直に諦めるようにしてください。

赤ニキビや黄ニキビに発展したものは市販のお薬を塗るしかありませんが、今は即効性の高い市販薬がありますので助かります。そのかわり、刺激が強いので連続使用はNG。用法・容量をまもって、集中ケア。治療薬を予防に塗るようなことは絶対にしないでくださいね。