ニキビダニ

ニキビダニというダニが にわかに注目されていますが、このダニは日本人の殆どが持っていて別に悪さをするダニではありません。古くなった角質を食べてくれるので、過剰な繁殖さえしなければむしろ役に立ってくれるものです。

心配なのは過剰に繁殖した場合。ニキビダニ症という症状を起こしてしまうことがあります。しかし、犬では深刻化することもあるようですが、人の場合はほとんどなく普通の洗顔や入浴をしていれば、さほど心配する必要はありません。

ニキビダニ 症状

ニキビダニ症の症状としてはニキビに似た発疹ができ、痒みを伴うのが特徴です。人ではあまり発症しないとしましたが、最近では まつげエクステを長持ちさせようと目もとの洗顔がおろそかであったり、「洗わない入浴」などで余分な皮脂が残っている場合に発症することがあるようです。

たしかに皮脂の落としすぎは乾燥を招き、あらゆる肌トラブルの原因にもなりますが、部位や期間を考慮して上手に使い分けたり、3日に1回は洗顔料は石鹸を使うなど適度に余分の皮脂を落とす工夫が必要かもしれません。

痒みを伴う発疹があるときは、洗顔や入浴方法を一度見直されると良いのではないでしょうか。

ニキビダニ 治療法

ニキビダニの症状は痒みを伴う発疹ですが、他の病気の可能性もあります。患部を清潔に保つ程度は自分で対処しても良いのですが、治療は自己流で行わず医師に診てもらうようにしてくださいね。検査は至って簡単。皮膚の一部を採取してニキビダニの数を調べればハッキリします。

治療は薬の処方となります。殺菌、かゆみ止め、抗生物質、抗菌のどれかであったり組み合わせであったり。副作用があるものもありますので、医師や薬剤師と良く相談して処方薬を選んでもらいましょう。

ニキビダニは毛穴の奥深くに生息しているので、市販の薬で完全に殺菌するのは難しいです。それに治療はあくまでも「過剰」な繁殖を抑えることです。そうすれば症状も落ち着いてきますよ。

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顔や首、肘や膝、かかとなど、角質やくすみが気になるところ、デコルテなんかにも使えます♪

ニキビの治療

ニキビ治療は3ヶ月。
日本皮膚科学会による「尋常性?瘡治療ガイドライン」2016年改訂版では、ニキビ急性炎症期の治療として内服抗菌薬とアダパレン(レチノイド様の作用がある)の併用も推奨しています。治療期間は原則3カ月以内。

すぐ治したいのですが、薬を使ったとしても時間がかかるものなんですね。

さらに海外では6ヶ月との見解もあります。
英国のニキビ治療ガイドラインでは「経口テトラサイクリンと局所レチノイドの併用治療を最長6カ月」が推奨。

日本の場合も英国の場合も最大期限が書かれているのでむしろ3ヶ月以内で治る。6ヶ月以内で治るという意味に近いのでしょう。
それ以上の治療は続けない。治らない場合は治療法が間違っているか、それ以上の薬の処方は副作用等の悪影響の方が大きくなるということでしょうか。

日本でニキビに悩む場合は、3ヶ月以上同じ治療法は続けないのがいいのかな。改善が見込めなれければ違う方法を試し方が良さそうです。

ニキビの場所で占い

なんかありましたよね~ニキビの場所での占いみたいなの。

「想い、想われ、振り、振られ」

どこがどれだか忘れちゃったので、調べなおしてみました。

想い:おでこ
想われ:あご
振り:右ほほ
振られ:左ほほ

だったようです。ちょっとキラキラした時代を思い出しました。。

ニキビ跡を消す

ニキビ跡は自宅ケアでは消せないと思い込んでいませんか?ニキビ跡といっても症状によっては自宅ケアでも目立たなくする方法があるんですよ!!

ニキビ跡は大きく3つに分類できます。
1.赤みが残る跡
炎症によって血流が滞った状態です。ニキビ跡としては軽症の部類。

2.黄み・茶色みが残る跡
ニキビによりメラニン色素が沈着してしまった状態。肌の奥なので黒みが薄めに表面ででています。

3.凹み・クレーターが残る跡
真皮が破壊され、健康な表皮が形成できなくなってしまった状態でニキビ跡としては重症の部類。

いずれも肌のターンオーバーの乱れがニキビ跡の改善を妨げているので、代謝の周期を正常に戻すことによって改善が見込めます。

その中で、
3.の凹み・クレーターが残る跡 だけはやっぱり厄介。。自宅でできるケアでも改善はできますが、限界もあります。キレイに直すには医療機関でのレーザー治療やケミカルピーリングなど専門的な治療を行うことをオススメします。

洗顔回数

1日の洗顔回数はどれぐらい?

推奨されるのは朝晩2回だそうです。思春期ニキビをかかえる10代はとかく洗顔回数を増やしがち。

ですが、必要な皮脂まで取り除いて乾燥を招いたり、その反動で過剰に皮脂を分泌する体質になってしまったりとトラブルの原因となります。

乾燥予防のために「朝だけ水洗顔」というのも流行っていますが、肌老化の原因となる酸化した皮脂を取り除くには洗顔回数が不十分。

過不足ない洗顔回数を正しい方法で行うことでしっかりと皮脂をコントロールすれば肌トラブルを予防できますよ。

推奨する洗顔方法は

しっかりと泡立てた洗顔料でレモン1個分ぐらいの泡をとり、泡で優しくマッサージするように洗います。この時、手や顔はあらかじめ、ぬるま湯で濡らしておきます。

手は肌に触れないように。常に手と顔の間には泡のクッションがあるようにします。

洗う順番は、Tゾーン(おでこ~鼻)→Uゾーン(フェイスライン)の順。眉間や小鼻のわきなどの細かいところは薬指を使って洗っていきます。

最後に、ぬるま湯でしっかり すすいで終わり。すすぎ残しがないようしっかり洗い流します。ぬるま湯の温度は、37~38度くらい。すすぎの時も手が肌にあまり触れないようするのがポイントです。

もちろん、洗顔後の保湿もちゃんと行ってくださいね。

ニキビダニ

顔の毛穴に隠れていて、大繁殖すると肌がただれてしまうような恐い症状を引き起こす「ニキビダニ」。
全部やっつけるための洗顔方法は?

どうやら無さそうです。
というのも、ニキビダニは普段は毛穴で余分な皮脂を食べて掃除してくれているので、それほど悪いダニではありません。

それに、
ほぼ100%の人の肌に存在しているのですから、さほど毛嫌いする必要もありませんよね。

ニキビダニの大繁殖は洗顔を怠ると起こりえるそうです。洗顔しても水やお湯だけではダメね。ちゃんと石鹸や洗顔料を使わないと大繁殖を防ぎきれない場合があるそうです。

他には、
ステロイド薬の長期使用やストレスなどで免疫力が極端に落ちた時などは繁殖の恐れがあるので注意が必要です。